2011年07月31日

ベタニーホームというNGOへいく



「知的障害があっても自分たちのことは、自分たちで選んで決めよう。」

というコンセプトのもと活動が行われるSelf Advocacy Groupの
大会がベタニーホームというNGOで開かれたので、私も行きました。

マレーシア全国各地、遠くはボルネオ半島より参加団体があり、
70名程度の参加者が、いろいろなアクティビティーを楽しみ、また
話し合いをしたていました。

私も含めて支援者は「supporter fried」
あくまで、メインは参加者のメンバーで支援者はそれをサポートするという
役回りである、ということ。

最初に、このベタニーホームの代表者の方から話をうけました。
「支援者のみなさんは、お母さんにも先生にもならないでください。
あなたたちの考えをメンバーにいう必要はありません。
メンバーがいわんとしていることを、必要があれば皆に通訳してください。
きれいな言葉にする必要はありません。文法の間違いを直すことが目的では
ありません。助けが必要な場合は、メンバーの言葉そのままを伝えてください。」

こういう考えを代表者の方自身がしっかりもっているのは、とても大切なことだと
思いました。

メンバーがうまくいくように、こっちがやってあげたらいい
お膳立てをしてお世話してあげたらいい

だって、それが障害をもつひとたちのためだから

というのは善意からの考えかもしれませんが、
それではいつまでもメンバーは「やってもらうだけの人」
その人の自己決定の権利は、おざなりのままです。

知的障害のある人の自己決定へのプロセスはゆっくりかもしれませんが
それを待ち
引き出していく
という姿勢が重要なのだろうと思います。

NGOはそういう姿勢がきちんとある、という印象で
おそらくは先のベタニーホームの方のように
代表を務める人の意識に筋がとおっていると、そのほかの支援者も
正しい姿勢で支援にのぞむことができるのだろうと思います。

残念ながら、行政系の施設では「お世話する」と認識が強くて
障害者の権利擁護の意識というのは薄いような気がします。

人はそういう「意識」の部分では、知らず知らずに染まっていってしまうものなので
行政系の部分で活動している自分自身の認識も
どうかな?大丈夫かな?
と見直す機会になったように思います。


自分が得意なことを絵にして皆に発表しよう、のコーナー↓
「Gaji」というのは「お給料」の意味で、自分の活動するNGOで働いてお給料を
もらっている、と皆に発表。
こういったアクティビティーから自分の自信を高めることができます。

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posted by おさる at 15:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 協力隊員活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月28日

たなばた



7月7日は七夕の日
私の実家がある地区は旧暦を採用していたのか、いつも8月7日にやっていましたが
家の裏が竹藪だったため、いつもおじいちゃんが笹を切ってきて
7月中にお店で七夕グッズが並んでいる間に買い込んでいた飾りを作って笹につけ、
終わったら川に流していました。


そんなことをふと思い出し、「日本の七夕というお祭りをやってみる?」
とPDKで話したところ、やってみようということになり、少々遅くなりましたが、
七夕祭りアクティビティーをやりました。

しかし、計画・準備段階からいろいろとあり
結局やったのは「七夕祭り」とは言えなかったかもしれない・・・。

当然、七夕なので「お願いごとを書いてそれを飾り付ける」
ということをやりたいと思っていました。

しかし、カウンターパートに企画を相談したところ
「カナ、それはできません。イスラムの教えでは、自分の願いは神様と約束するのみ。
何かに書いて飾り付ける、というようなことはできないんだ。」

と言われました。

「えっ、そうなの?」

と思って、PDKスタッフにもきいたところ「うーん、たしかにそうだ。」

私たちにしたらば、なんとなく「お空に向かって、お願い事する〜。」
という程度のもですが、そういう「なんとなく」という観念はないらしい。

そうか・・・、ということで短冊書きや七夕のお話をすることは、やめておくしかないな・・・。

としたら

うーむ、七夕の核の部分がなくなっちゃった。

出来る範囲のことということで
夜空に輝く「天の川」をつくってみる。
お星様には一人ずつ名前を書いて皆の前で自己紹介☆

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笹が手に入らなったので
折り紙で作った飾りを普通の木につってみる。

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日本から輸入されたそうめんは、ハラルマーク(イスラムが食べてOKというお墨付きマーク)
がなく、大丈夫とみなしてもらえるか不安だったので、全然関係ないけど
こっちの人が好きそうな「お好み焼き」を作ってふるまう。

ということで
七夕を題材にしただけ、になってしまいましたが
たのしかったからOK・・・、か・・・?

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それにしても宗教文化の理解は難しいと思いました。
そうそう、そうめんの代わりに手打ちうどんをつくろう
ということも提案してみましたが、
「手でこねてから、足で踏む」
というと、「食べ物を足で踏むことは、宗教の教えで許されていない。」
ってことでした。

うーーん、勉強不足ですんません。
でも率直には、あかんことが多いなぁ・・・、というのが実感かな・・・。
posted by おさる at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 協力隊員活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

日本の夏は"もしもし桜"



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MOSHIMOSHI SAKURA (もしもし桜)

という日本人の日常会話では絶対に使うことがないであろう
と思われる名称のプログラムに行ってきました。

なんでもJICAを通じて日本に研修に行った経験のあるマレーシア人の人たちが
作っている団体”MY JICA”が主催だそう。

そのひとコマで環境隊員がレジ袋削減促進のための一つの試みとして
風呂敷紹介ワークショップを行う、ということで私もついて行きました。
ワークショップの対象者はマレーシア人の方々。

「風呂敷は江戸時代、風呂屋に行く時に使っていたことからこのような呼び方をします。」

おお、そうだったのか、といまさら感心。

ペットボトルをまいてみたり
バッグのようにしてみたり
ティッシュカバーにしてみたり

ワークショップの参加者と一緒にやってみて
最後にはなぜか、花かご、のようなものに風呂敷で包んだ物を入れて写真撮影。

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おおお、、、マレー人趣味だ・・・。

何かやや文化が違ったように伝わった気がしないでもないですが、
「レジ袋を使わないで、素敵に持ち運びする方法がありますね☆」
というところでは、拍手がおこっていたので目的は達成されたようでした。


そのあと今度はKL日本人会主催の盆踊り大会へ。

KL在住の日本人と少々の現地人の人たちかと思いきや

ものすごい数の人があつまり、大きなやぐらの回りを踊っていました。

マレー人もゆかた(もどき?)を着用。

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日本の夏はやっぱりよろしいな。

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posted by おさる at 21:05| Comment(3) | TrackBack(0) | 生活全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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