2012年05月03日

学んだこと色々2

学んだこと色々のその2

【相手のやり方を学ぶ】

マレーシアは縦社会。
上からの指示があって、はじめて皆動く、という形が多いというのが
私の見てきたマレーシア社会の印象。
それに対しては色々な意見があり、それでいい、と思う人もいれば
行きすぎたトップダウンだと感じる人もいると思います。
私も、もっと下の意見を吸い上げ、自らのモチベーションのもとに動くことが
必要なのでは、というふうに思います。

でもマレーシア社会の現状は違う。
トップダウンのやり方、というものが浸透しており、
それを無視することはできません。
そしてマレーシアにおいて、私はあくまでも
「お邪魔をさせてもらっている」という立場であり
自分の意見が正しいと思ったところで、社会全体のやり方にいきなり
楯ついても仕方ありません。
まずは、どんな方法で物事が動いているのかを知る。
この社会での「ふさわしいとされる方法」を学ぶ。
そうしなければ、相手と対等に話をすることもできず
まともに取り合ってももらえません。


日本社会ででも、例えば「根回し」という方法がある。
良いと思う人もいれば、そんなことをせずもっとダイレクトに
決断をしていけばよいと言う人もいるでしょう。

でも「根回し」が具体的にどんなふうに行われているのか、
ということを知った上でなければ、
あえてそれに抗する方法をとっても、ただの「モノを知らない人」
としか捉えてもらえないでしょう。


それと同じでマレーシア社会にはマレーシア社会のやり方がある。
そのやり方はどこにも書いていないし、誰も直接教えてくれない
いわば不文律のものだけど、単なるお客さんから脱するためには
それをよくよく知らなくちゃいけないのだ、と実感しています。

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ところで、トップダウンといえば
ときおり、JICAボランティア側と配属先側とのやり方に相違があり、
うまくかみ合っていないな、と感じることがあります。
JICAボランティア事業はあくまで相手側の自発性をもとに協力する
という形。
しかし、配属先は上からの命令があればそれに従うという形。
確かに上の方でJICAボランティアを要請した時点では、
配属先にも自発性と必要性があったのかもしれませんが、
それがどんどんと下におりてきて、私が活動する現場レベルになると
もうすでに自発性からではなく、
「上からの命令によりJICAボランティアと協力することになった。」
という認識の方が強くなっている、と感じる場面が多いです。

だから、JICAとマレーシア側が共同で実施するプログラムへの参加でも
「誰が参加するのか」は
「誰がそのプログラムに関心があり行きたいと思うのか」
ではなく
「誰の名前が上からのレターにあるのか」
ということで決まってしまう。

その点については、どうも何か食い違っているような気がするし、
私としてもちょっとしんどいな、と思ったりしています。

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写真は関係ないけど、クロッポと呼ばれるたべもの。
ソーセージでもなく、その他怪しいものでもなく
お魚のすり身からできたマレーシアでは非常に一般的な食べ物です。
これをがっつり油で揚げて、チリソースで頂きます。

image017.jpg

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posted by おさる at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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